2012年7月フォールスクリーク

入り江のところへ散歩に行きました。カナダ雁が並んで泳いでいます。泳ぐ、でいいのかな?
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これは結構大きな鳥なのです。その昔、何を考えたかカナダの政府はこれを何羽か捕まえてイギリスにプレゼントしました。その後数を増やした彼らは、そこらじゅうに糞を撒き散らすので非常に迷惑がられ、イギリス人は「全部とっつかまえてカナダに返せ」と怒っているそうです。
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この時期、たくさんいるのです。カナダ政府がイギリスに捨てたくなった気持ちも分かります。渡り鳥なので秋になるとどこへやら去っていきますが、なぜか渡りながらとても哀愁のこもった声で鳴くので、「ああ、またもや冬がやってくるんだな」という絶望的な気分がいやおうもなく盛り上がります。
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野ばらには大きなローズヒップが実り始めました。
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食べられない白い実。
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こちらは食べられます。サラルベリーというベリーで、昔は原住民の人たちの大切な食糧でした。ペクチン分が多いので、簡単にジャムになります。多少タネが粒々してますが、まあまあおいしいです。
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これは一応ワイルドストロベリーなのですが、花はたくさん咲くのですが、まともに実が成ってるのをほとんど見たことがありません。 たまに成っててもとても小さく、色も薄いのです。オンタリオの田舎のほうでは真っ赤で大きいのがたくさん成るそうなので、一度山ほど収穫したいものだと夢見ています。
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花スグリの実が成ってました。食べられないこともありませんが、わざわざ食べるほどの味でもありません。ストロベリーと同じで、花は華やかに盛大に咲くのに、実はちょろちょろとしか成らないのです。しかもあんまりおいしくない。これでどうやってサバイバルしてきたのか、じつに不思議です。
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こんないろんな野草がどこにあったのかといえば、こちらです。入り江に人工の小島が作ってあるのです。
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引き潮だったので、小道ができていました。
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都会の真ん中とは思えない光景ですね。
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しかし、よく見るとやっぱり高層ビルがありました。
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ここはフォールスクリークという入り江ですが、新しく開発された地域にはすべて地元の野生の植生を再現してあります。農薬も必要なく元気に育つし、何よりも人工そのものの都会の雰囲気を自然に和ませてくれます。この辺りは、昔は全域が工業地帯でした。戦後になって製造業が衰退してからは木の一本もない汚染された荒地になりましたが、地域住民の努力によって見事に再生しています。一から作られた森さえあるのです。
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by ammolitering7 | 2013-01-23 04:20 | フォールスクリーク


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