久しぶりのワークショップ 2

会場にはケータリング会社が用意したけっこう豪華な軽食が用意されています。わたしもあとで少し食べましたが、イチゴが腐っていたのがショックでした。
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コーヒーもあります。ちょっとした飲食は参加者の気持ちを落ち着けるのに効果的です。こういうイベントだと感情的になる人も少なくありませんが、共に飲み食いしながら怒り狂うことは難しいのです。それに、イベントのご案内のチラシに「軽食が出ます」と書いておくと人間の本能とか潜在意識とかを刺激するので、釣られて出席してしまう人が増えるという効果もあります。
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描画ワークショップを担当するアーティストが練習をしています。アーティストは必ずしも建築家ではありませんが、建築家、その卵、設計関係者、教師、学生などいろいろです。コ・デザインの技術はこうした都市計画の場で開発されましたが、今では他の分野にも応用されていて、後継者の育成も盛んに行われています。
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初めて描画を担当する若い学生アーティストも練習しています。あとで聞いたら、やっぱりすごく緊張していたそうです。
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開始時間にはぼちぼちと人が集まり始め、、、
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それじゃあそろそろ、と言ってようやく始まり、、、
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それでもまだまだ遅刻してくる人が後をたちません。カナダ人はそもそも定刻に顔を出そうという気がないのだと思います。
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犬も当然のように入ってきます。二階に上がってきたのもいました。
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何度も書いたので詳細は省きますが、そんなこんなでワークショップの前半が終了し、あとはテーマ別に分かれて描画作業に入ります。私の仕事はここでアーティストのお手伝いをすることです。参加者の意見をメモしたり、詳しく聞きだしたり、そんなことです。今回は描画は2枚で、どちらも人数が少なかったので心行くまで話していただけました。しっかり話を聞いてもらえた、受け止めてもらえた、と思っていただけたようです。現実的な制約というのは避けられないものですが、しっかり話し合った上での妥協であれば物事は滑らかに進むものです。建築会社がこうした市民の声をしっかり検討してくれたらいいなと思います。
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黒いマジックで描いた絵にカラーペンで色を塗ります。
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できた絵をずらーっと並べて、、、
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参加者全員でアイディアを評価します。作品はこれからインターネットで公開されるほか、市役所やスーパーなども巡回して展示され、できるだけ多くの人に見てもらって評価してもらい、コメントを集めます。それから建築会社がそれを分析して、結果を参考にしながら同様のデザイン画を作り直し、それをさらに評価してもらってからやっと設計に入り、それも展示してみてもらってからようやく建設が始められるかもしれない、というような流れになっています。

こういう大変な手間と時間とお金のかかる作業を嫌がる建築家は多いです。好きなようにデザインして好きなように建てたい、というのが正直なところだろうと思うのですが、そうなると問題も生じやすくなります。この町でも、少し前にこうした大き目の計画2つが住民の反対に遭って紛糾してしまったので、今回の業者はその二の舞にならないように神経を尖らせているのだと思います。
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ワークショップの後はスタッフ20名ほどで食事をして帰りました。神経を使うのでぐったりと疲れはしますが、楽しい一日でした。実は私もこの描画技法を習おうかなあと思っているので、明日はちょっとその練習の様子を覗いてくる予定です。
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by ammolitering7 | 2015-08-03 01:58 | ワークショップ


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